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中国語人材 転職のヒント

【中国語人材の転職】転職時期を考える3つのポイント

 「思い立ったが吉日」という言い方がありますが、趣味や日常生活の範疇なら何の問題もありません。しかし転職となるとそうはいきません。

 

 今転職市場は「売り手市場」と言われていますが、しかし1年を通して見ると、実は求人が集中する時期とそうでない時期があり、波のように変化していることが分かります。外国人である中国語人材はそうした事情を踏まえず転職活動を始める方が少なくありません。良い時期を選んで転職活動をしたいものです。

 

 また、ご自身の年齢や人生計画、女性なら結婚や出産などライフイベントも転職のタイミングに影響を与えます。キャリアアップしたい、収入を増やしたいなど、明白な目的を持って転職しようと考えているなら、転職市場の動向を把握しつつ、自分の人生計画にも合わせて総合的に判断し、計画的に転職活動するのは、転職成功のために必要不可欠なことです。

 

 

求人が集中する時期はいつか?その時期にこだわるべきか?

 

 データを分析すると分かるように、毎年2〜3月、9〜10月は比較的転職希望者も求人件数も集中しています。理由としては、次のことが考えられます。

 

・3月は年度末、10月は半期の変わり目で、各企業は1年または半期ごとの事業計画に基づき求人する。

・年度末や半期の終わりに合わせて退職する人が増え、人員補充が必要。

・新年度に新規事業がスタートするための人員補充。

 

 しかし、この動向はあくまで参考材料の一つに過ぎません。求人件数が多いのですが、同時に転職希望者も多く、つまりライバル数も多いと言えます。また、業界や職種によって需要が違ってくるので、求人は必ずしも上記の時期に集中するとは限りません。

 

 また、転職活動にかかる平均期間は大体3カ月と言われています。再就職したい時期から逆算すると転職活動の開始時期が見えてきます。4月に再就職したいと考えるなら、1月頃から準備に入ると安心です。

 

 このように、転職市場の動向を視野に入れつつ、ご自身の転職計画、職種などに合わせてタイミングを見極め、スケジュールを立てるのが一番賢明な選択でしょう。

 

転職時期を決める3つのポイント

 

 転職の時期を決めるというと自分だけの事情を考えがちですが、今勤めている会社との関係性や経済的な観点から考えることも大切です。様々な要素を考慮しなければなりませんが、とりわけ次の3つのポイントを念頭に置くようにしましょう。

ポイント1:入社勤続年数と年齢

 一昔前までは、「石の上にも三年」と言う言い方があるように、どんな会社でもどんな仕事でもまずは3年間やってみる、というのが一般的な考えでした。しかし時代の流れが変化し、「ダメだと思ったら早いうちにやり直す」という合理的な考えを持つ⼈が日本でも増えてきています。
特に中国では「良い職場に移るチャンスがあったらどんどん転職する」という考え方が一般的でしょう。

 

 しかし一方で、⼊社後1年に満たないタイミングでの転職は、慎重に判断する必要があります。 日本企業では未だに「一度入社したら長く働いてほしい」との考え方が根強く残っています。
裏を返すとすぐに転職をしている人材は「採用してもすぐにやめてしまうのではないか」と「忍耐⼒」を疑われ採用されない可能性が高くなります。
 まだまだ中国人採用に慎重な企業が多い日本。中国と同じ感覚で転職を繰り返すと日本企業への転職はかなり難しくなってしまいます。

 

 また、あくまで一般論としてですが、未経験分野への転職なら、⼀通りのビジネスマナーを⾝に付け、なお若⼿としての伸びしろにも期待できる⼊社3年前後くらいが望ましいと考えられます。同じ業種・職種でのキャリアアップが目的の転職なら、5年前後の経験があれば、転職後も即戦⼒として活躍できる可能性が⾼いとみられます。

 

 もちろん、あまりにも労働環境が悪かったり、長時間労働が続いたり、成⻑するチャンスを与えてもらえなかったりする場合は、これ以上我慢することはありません。

 

 転職のベストタイミングは、置かれている状況や転職希望者のスキル・経験によって一人一人違うため、一概には⾔えません。勤続年数、経験、スキルなど総合的に考え、転職タイミングを決めましょう。

 

 

ポイント2:経済面の損得(ボーナス支給時期)

 「ボーナスをもらってから転職したい」と考える人は少なくありませんが、退職を申し出た時期によって⽀給額が減額される可能性もあります。元々ボーナスとは、毎⽉⽀払われる給与とは別に、個⼈及び会社の業績に応じて⽀給される賃⾦で、支給するかどうか、いくら支給するか、企業が⾃由に決めることができます。

 

 ⽀給⽇まで会社に在籍すればほとんどの会社がボーナスを⽀給しますが、ボーナス⽀給⽇当⽇や数⽇後に辞めるというのは、良いやり方とは言えません。しかし一方でボーナス⽀給⽇前に「退職したい」と伝えてしまうと、ボーナスの満額を受け取れない可能性もあります。損を最小限に抑えるためにもしっかり確認し、タイミングを決めることが大事です。

ポイント3:意思表示の時期

 社会人の常識の一つとして、現職の会社に迷惑をかけずに円満退職を図ることがとても重要です。

 

 まず就業規則をチェックして、いつまでに上司に退職の意思を伝えなければならないかを確認しましょう。できる限り時間に余裕を持って退職を伝え、しっかり引き継ぎをした上で辞めるのがマナーであり、後引かない終わり方でもあります。

 

そしてもう一つ注意するところは、退職の時期と現職の会社の繁忙期が重ならないかという点です。忙しいときに辞められることは、会社にとって大打撃です。できる限り迷惑をかけないようタイミングを決めたいものです。

 

 一方で、退職時期について会社の言いなりになるのもよくありません。「中国人だから日本の慣習をよく知らない」ということを盾に、退職までの勤務日数を不当に伸ばす企業もなかには存在します。
就業規則での定めや引継ぎにもよりますが、一般的に退職希望日の1カ月前までに会社側に伝えるとよいかと思います。

 

 

タイミングを見計らって決めましょう

 転職において、決して最初の準備を怠ってはいけません。安易な気持ちで転職するのではなく、しっかり自己分析し、そしてタイミングを見計らってスケジュールを決めていきましょう。

 

参考サイト

https://doda.jp/guide/saiyo/009.html
https://ten-navi.com/hacks/job%E2%80%90change-4-4887
https://mynavi-agent.jp/knowhow/timing/
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/bestseason-spring
https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/897/
https://www.pasonacareer.jp/column/cat1/170906/

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